こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
・インデックス投資は失敗しないのか?
・インデックス投資のデメリットとメリット
- 自己紹介
ふじパン(@fujipan_mochi)
Contents
インデックス投資は失敗しないのか?
インデックス投資は下記理由から、長期運用が前提であれば失敗(元本割れ、損)しないことが、過去の歴史からほぼ確実です。
ただし投資に限らずですが”絶対”ではないので、今後未曽有の株価下落により元本割れすることもある可能性は0ではないので、ご認識をお願いします。
- 長期(15年以上)で運用すれば損(元本割れ)しない
- 米国株を中心に今後も成長すると見込まれているから
長期(15年以上)で運用すれば損(元本割れ)しない
長期投資であれば、各年のリターンが平均化されて安定します。(短期的にはプラスになる年もあればマイナスになる年もあるが長期だとそれら変動が打ち消される)
結果15年トータルで見ると元本割れはしなくなります。
つまり1~5年といった短期目線での投資は損する可能性は大いにあります。
2008年にあったリーマンショックでは、株価回復までに約5年がかかりましたが、そのような不況をいくつも乗り越えてきた株価成長に乗り越えられない不況はないと判断しています。
複利効果
長期投資の更なるメリットとしては「複利効果」があります。
利益がさらに利益を生む効果で、資産運用においては非常に強力な味方になります。(アインシュタインが人類史上最高の発明は”複利だ”と明言したことは有名ですね)
下図では年利5%のリターンが確実に得られるという前提で100万円が30年後に
- 利益を運用に加えた場合
- 利益を現金化した場合
上記の二つの運用でどれほどの差があるか図示したものです。
結果は明らかで、
- 利益を運用に加えた場合
では30年後に182万円もの差が生まれることがわかります。
インデックス投資ではこの「複利効果」を利用すること、つまり時間を味方につけることで資産の増加が可能になります。
つまり若い20代のうちから投資を始める理由は、複利の効果を十分に活かすことができるからですね。
米国株を中心に今後も成長すると見込まれているから
- 米国株は過去100年で約400倍に!
- 企業の新陳代謝が活発
- 生産人口が増え続ける良好な人口動態
米国株は過去100年で約400倍に!
米国株は下記のような恐慌(株価が下落するイベント)がありましたが、それらを乗り越えて過去100年で株価が400倍になりました。
- 1930年代の世界恐慌
- 第二次世界大戦
- 1970年代のオイルショック
- 2000年代前後のITバブル崩壊
- 2008年リーマンショック
- 2020年コロナショック
上記のような厳しい局面を迎えるも、
1920年(100年前)の株価が80米ドルだったのに対し、
現在2021年には33,000米ドルを上回っています。
つまり短期的には株価下落することもあるが、今後100年間でも同様に400倍になる可能性があるということです。
単純計算で今100万円をS&P500に投資すれば、100年後には4000万円になっています。。。
恐るべし株式の成長力!
企業の新陳代謝が活発
米国企業が長期的に成長してきた背景の一つとして「企業の新陳代謝」が挙げられます。
つまりGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)のような20年前には小さな新興企業が技術力とアイデアをもって市場へと参入、そして大企業に成長し、米国内の競争が激化し米国株の成長を後押ししています。
生産人口が増え続ける良好な人口動態
米国は他国からの移民を受け入れてきた文化がありました。
そのため生産年齢(15~64歳)の人口がこれからも増え続けることが見込まれています。
一般的に人口の増加は経済の成長と相関があります。
なぜなら人口が増えれば、衣食住の需要が高まり、消費も増加するためです。
一方で日本は断トツで少子高齢化の一途を辿っており、今後の経済成長は見込みにくいと想定されます。(悲しいですが、私が国内企業に投資しない理由はこのためです。。。)
インデックス投資のデメリットとメリット
インデックス投資のデメリット
インデックス投資を始めるにあたって、もちろんデメリットも把握する必要があります。
主なデメリットは以下の2点です。
- 資産増加に時間がかかる
- 元本割れするリスクがある
資産増加に時間がかかる
インデックス投資の利回りは平均5~7%と言われています。(銀行預金の金利は良くて0.01%なので銀行に預金するよりは遥かに良いですが)
とはいっても1000万円運用して、1年で50~70万円増加する程度です。すぐリタイヤできるほどのパワーはないですよね。
誰しもが、「すぐにお金持ちになりたい」と思うのは人間の性だと思いますが、インデックス投資のみでFIRE(経済的自立)しようと思うとかなりの時間を要します。だからこそ、仮想通貨やFXにみんな飛びついてしまうのです。。。
とは言うもののローリスクでありながら、ミドルリターンは得られるのがインデックス投資であり、万人における投資の最適解だと思います。
私は2019年10月から投資を始めてから、現在までで元本割れすることなく年々投資利益の最高利益を更新しています。
↓2021年12月投資成績について
元本割れするリスクがある
冒頭でも述べましたが、リスクをとってリターンを得る「投資」なのでもちろん元本割れするリスクはあります。(仮想通貨やFXといった価格の変動が大きい「投機」商品と比較すると資産の保全性は遥かに高いですが)
ただし、インデックス投資においては短期で運用した場合のみです。
上記で述べたように長期運用(15年以上)であれば損することがないことを歴史が証明していますので、インデックス投資を始めるにあたって恐れることはないです。
インデックス投資のメリット
- 基本毎月投資信託へ積み立て購入するだけ
- 株選定、分析の必要ないから時間がないサラリーマンでも取り組める
↓関連記事も参考にしてみてください
毎月投資信託へ積み立て購入するだけ
私は楽天証券でインデックス投資を行っていますが、
毎月のカード払いで勝手に投資信託を購入してくれますので一度設定してまえば、あとは何もやることありません。(むしろ暇すぎて投資している感覚はほぼないです!)
毎月購入している投資信託たちが勝手にお金を生んで、複利の効果で雪だるま式にどんどん増殖しています。
久しぶりに確認したら「えっこんなに利益出ているの???」という経験を何度もしました。
手間がかからない上に、長期で見れば負けない投資手法なので私は投資の最適解だと思っています。
時間がないサラリーマンも取り組める
インデックス投資は株選定や伸びそうな市場の分析が基本必要ないため、投資にかかる時間がほぼ0です。
私がやっているのはたまに運用成績を確認するくらい。。。
マジでやることない。。。(もちろん素晴らしいメリットですよ!)
つまり平日は仕事、休日は家族サービスが必要な時間がないサラリーマンにピッタリ!
というか家事に子育てに忙しい主婦も、余剰資金がある学生でもいけますね。
やはり比較的低リスクでリターンが得られるインデックス投資は万人の最適解です。
積立設定さえしてしまえばあとはやることなしですからね!
まとめ
- 失敗しない理由
- 投資先に米国株を選択する理由
- デメリットとメリット
- 長期(15年以上)で運用すれば損(元本割れ)しない
- 米国株を中心に今後も成長すると見込まれているから
- 米国株は過去100年で約400倍に!
- 企業の新陳代謝が活発
- 生産人口が増え続ける良好な人口動態
- 資産増加に時間がかかる
- 元本割れするリスクがある
- 基本毎月投資信託へ積み立て購入するだけ
- 株選定、分析の必要ないから時間がないサラリーマンでも取り組める
↓つみたてNISA&証券口座をまだ解説していない方はこちらを参照ください。